YAKAI

1→10(ワントゥーテン)によるアートプログラム「夜会」は、先端のテクノロジー演出によりその場所を最も魅力的に表現し、ここだけの美食を愉しむことができる“食と文化の地産地消”をテーマに掲げています。
本イベントが実施される浜松町・竹芝・芝浦エリアは、都心でありながら、歴史ある文化施設と豊かな水辺空間に恵まれ、また大型開発による今後の更なる活性化が期待されるエリアです。
このエリアでのナイトタイムエコノミーの新たな施策として、国の「名勝」として指定されている旧芝離宮恩賜庭園でのライトアップイベントを 2018 年度より継続して開催しています。

1→10

人間の永遠の課題ともいえる『退屈』に挑み、人々の好奇心を掻き立て『没頭』を生み出すことをミッションとしている近未来クリエイティブカンパニー。先端テクノロジーによる社会課題解決をテーマに、最先端の AI 技術を駆使したサービス開発や、プロジェクションマッピング・XR を活用した数々のプロジェクトを日本国内及び世界各国で展開しています。
ドバイ万博日本館のデジタルシフト施策の企画製作、大阪・関西万博デザインシステム、旧芝離宮恩賜庭園や二条城、名古屋城でのライトアップイベント「YAKAI by 1→10」の企画・総合演出、また、独自のクローズドSNSが作成できるサービスプラットフォーム「Fandomgo」、デジタルツイン空間でのメタバース「QURIOS」など先進的なプロジェクトを多数進めています。

  • 羽田出島 DEJIMA by 1→10
  • Earth & Human by 1→10
  • ENNICHI by 1→10
  • サワベヨシアキ 澤邊芳明 株式会社ワントゥーテン 代表取締役CEO 1973年東京生まれ。京都工芸繊維大学入学後、18歳の時にバイク事故に遭い、手足が一切動かない状態となる。復学後、24歳で創業。XR とAI に強みを持ち、総勢約130名からなる近未来クリエイティブカンパニー1→10(ワントゥーテン)を率いる。東京五輪では、組織委員会アドバイザーを務め、メダルデザイン審査員や複数のスローガン作成を行った。歌舞伎座史上初の完全完売となった市川海老蔵のイマーシブ プロジェクションマッピング演出、ボリュメトリックビデオ技術を活用した世界初 バーチャル歌舞伎のLIVE 配信、世界遺産・元離宮二条城でのAIを組み合わせた巨大ランドプロジェクション、「2020年ドバイ国際博覧会」バーチャル日本館などのデジタルシフト施策、人型ロボットPepper の言語エンジン開発、ソードアート・オンラインやドラゴンクエストといった人気IP のVRコンテンツ開発など、数々の先進的な プロジェクトを成功させる。自身の体験から、現実と仮想空間を横断し、あらゆる人々が自由に知性を拡張できる未来の実現を目指す。

旧芝離宮恩賜庭園

東京に残る最も古い大名庭園のひとつ。1678年に老中大久保忠朝が、将軍徳川家綱より拝領した土地に屋敷と「楽寿園」という名の庭を作ったことが始まり。園内の池は当時、海水が流れ込む潮入りの池であった。そのため、周囲を埋め立てられ淡水の池となった今でも「砂浜」などの名残をとどめている。
忠朝が小田原藩主であったことから、根府川山や中島には根府川石が用いられている。池を囲むように各所に配された石組には一見の価値がある。明治期には宮内庁所管となり、洋館が建てられ、外国要人らのもてなしの場として利用された。
関東大震災の際に建物や樹木が焼失。その後の開発で庭園が毀損されるなど、何度も存続の危機にさらされるが、失われた景観を取り戻すべく修復されてきた。
現在は国の名勝指定を受けた文化財庭園として公開されている。